小さいころから親によく言われてきた「アリとキリギリス」の話。
覚えている範囲で簡単にまとめると、
- アリは冬に向けて暑い日もコツコツと食料を蓄えるために働く
- キリギリスはそんなアリを横目に毎日音楽を奏でてのんびり過ごしていた
- 冬になって何の準備もしてなかったキリギリスは寒さと空腹に震えて、アリに助けを求める
- 優しいアリはキリギリスを暖かい家に招いて食事も提供
- キリギリスは心を入れ替えて、春からアリたちと一緒に働く……
っていう感じの話だったと思う。
要は「アリみたいにコツコツやらないとキリギリスみたいになっちゃうよ」ということ。
これをちょくちょく言われて育ったわけなんですね。
まあ実際、アリのような勤勉さ・忍耐強さなどは生きていく上で参考になる部分も多くあります。
何をやるにしてもコツコツと地道にやっていくのは大事ですからね。
でも大人になって思うのは、キリギリスのゆるさも悪くないよなぁ、ってこと。
ずっと何もせずにだらだらはダメですけどね。
適度なゆるさも人生には必要じゃない? と思うわけです。
アリとキリギリスの童話ではアリの生き方が正しいみたいになってますけどね。
きれいな物語の裏でアリの働きすぎ問題があるんでは? とか、1度きりの人生なのにアリはそんなんで楽しいんか!? とか思っちゃったり。
だからまあ、今ではアリのいいところとキリギリスのいいところを足した人生って最強じゃないかなぁという結論にいたってるわけです。
どっちかじゃない。
アリの勤勉さとキリギリスのゆるさ、両方のいいところを人生に活かしていきましょー!
ってなわけで今回はこれくらいで。
読んでくれてありがとうございました!