4月の頭を過ぎてしばらくすると、東南アジア周辺で冬を過ごした燕(つばめ)が
少しずつ日本へと渡ってくる季節ですね。
燕(つばめ)は去年の巣に戻ってくることあれば、
新たに巣を作る場所を探したりもするそう。
というわけで今回は、そんな燕(つばめ)の意味や別名などを調べてみたので簡単にまとめたものを紹介します。
燕(つばめ)の小話とか別名
「燕(つばめ)が家の軒先に巣を作ると幸せがやってくる」
そんな話をよく聞いたりしませんか?
カラスなどの外敵から巣を守る目的もあると思いますが、
「巣を作る」「たくさんの雛を産む」「食害となる虫を食べて作物を守る」などの様子から、
燕(つばめ)を縁起のいいもの「幸運のシンボル」として見ることができます。
また、玄鳥(げんちょう)、乙鳥(つばくら)、天女(つばくらめ)、つばくろ、春の使い、
それに地方の方言によって変わる呼び名が多く存在してるんですよ。
燕(つばめ)が滑空しながら地面すれすれに飛んでいると
雨が降る合図と知ることができます。
燕(つばめ)のイメージあれこれ
他にも、燕(つばめ)に関連しそうなイメージをちょっとだけ並べてみます。
- 幸運を運ぶ
- 渡る
- 軽やか
- 真面目
- 気高く知的
- クール
下の方は燕尾服のイメージに寄ってる気もしますが、これらはほんの一部のイメージです。
春から初夏にかけてのイメージがある燕(つばめ」ですが、
花札の11月の札には「柳に燕」というものがあります。
俳句の秋の季語には「巣を去る燕」「秋燕」「燕帰る」があることを考えると、
この燕(つばめ)は冬を前にして東南アジア方面に帰っていく燕(つばめ)のことかもしれません。
いかがでしたか?
日本の季節を現す言葉を知るのは楽しいですね!
きちんとした意味を知れば、
感性が刺激されて新たにイメージをふくらませることもできるはずです。
以上、今回は燕(つばめ)についての簡単な紹介でした。