胃の内視鏡カメラも毎年行っている検査の1つ。
空っぽの胃に口(または鼻)からカメラを入れて消化器官の状態を見る検査です。
前回の小腸造影検査を行った際の体験談につづき、
今回は、胃の内視鏡カメラの体験談を紹介します。
※私は鼻からじゃなくて口からやる胃カメラです。
前日の様子
大腸カメラよりは食事に気をつけなくても大丈夫なんだろうなとは思いつつ、やっぱり検査なので朝・昼・夕の食事は消化の良い物にしました。
病院からの食事についての注意点は、簡単に書くと「夕食は夜9時までに済ませて、それ以降は飲食禁止」というもの。
前日・当日合わせて、大腸カメラほど細かい注意事項はないので気楽です。
検査当日
いよいよ検査の朝がやってきました。
起床後にコップ1杯の水を飲んで、仕度をしていざ病院へ!
待合室にはすでに何人か来ていて、ぐるっと見渡してみても年齢層は高め。
受付して血圧を測ってから端っこの方で待っていると、意外と早いタイミングで名前を呼ばれたのでドキドキ。
検査室に入って看護師さんからいくつか問診を受けました。
それからは胃の中をきれいにするという水(?)を飲んだ後、のどの奥に吹きかけられた麻酔を2分間ぐらい口の中に留めてから飲み込みます。(どっちも震えるぐらいまずかった……)
準備が整ったら、検査台に横になって看護師さんが呼びに行った先生が来るまで待機!
うぉぇぇ……!(泣)
主治医の先生がやってきて軽く挨拶を交わしてから、マウスピースっぽいやつを咥えていよいよ検査がスタート。
口に入ったカメラが最初にぶつかる関門はのど! 案の定、のどに差し込まれた瞬間に嘔吐反射です。
涙は出るし、よだれは出てるだろうし、カメラが進む度に嘔吐反射しまくりでした。
看護師さんも「鼻で息すると楽ですよー」とアドバイスをくれるんですが、鼻で息が吸えない!
となると自然と口呼吸→嘔吐反射の繰り返し。
胃カメラってこんなに辛かったっけ……?
。・゚・(ノ∀`)・゚・。
以前の胃カメラを思い出しては「カメラの管ってこんなに太かったっけ?」とか目の前の苦しさから逃れようと、ぐるぐる回る私の脳内。
そんな私の思考を現実に引き戻したのは、すんごいゲップ。
( ゚д゚)ポカーン
胃の中をよく見ようと先生が入れた空気が大量に逆流してきたわけです。しかも口ものどもしっかり開いてるから音も長さもすんごい。
「病院での恥はかき捨てだ!」と必死に自分を慰めながらこの日の検査を終えました。
おわりに
カメラが口から引き抜かれてホッとしたのも束の間、ゆっくり身体を起こすと左肩まで大きく濡らすほどのよだれが……!!
忘れてました。 _:(´ཀ`」 ∠):
看護師さんが口元に用意してくれるよだれ受け(?)に、よだれがきちんと入るはずがないってことを。
胃カメラを受けに行くときのポイントとして、
- 必ずタオル持参で左頬の下に敷いてよだれをせき止める
- 万が一の時を考えて、着替えのシャツを持っていく
この2つが重要だと改めて感じました。
次回の検査のときはこの準備を忘れないようにしようと思います。
検査自体は軽く炎症のあとが見えるくらいで問題ないそうなので、安心しました。
疲れたけど、とりあえず終わってよかったです。 (*´ω`*)