クローン病という確定診断がおりた年から毎年行っている検査の1つが小腸造影検査。
バリウムを飲んで小腸をX線撮影する検査なのですが、何度検査をしてもバリウムを飲まなきゃいけないのはとても憂うつです……。
でもやらなきゃ終わらないので、覚悟を決めて今年も受けて来ましたよ!
というわけで今回は、私が行った小腸造影検査の流れを紹介します。
前日の様子
事前に検査するにあたっての注意事項が書かれた紙を病院で渡されているので、それを元に普段通りに過ごします。
検査前なので消化の良い食事が基本ですね。
私はレンジで温めた冷凍うどんに温泉卵を乗せて、少しめんつゆを垂らしたものを混ぜて食べてます。あとはウィダーインゼリーでエネルギー補給。
水分もしっかり取りました。
検査当日
朝起きたらコップ一杯の水を飲んで、仕度をして、いざ病院へ!
小腸造影検査のときっていつも検査時間が早いんですよね……。朝の8時30分からなんでちょっと大変。病院が少し遠いので朝の渋滞にはまらないように家を出る感じ。
病院についたら受付を済ませて検査室へ行って、検査着を身につけます。
病院でいろいろ脱がなきゃいけないのが嫌で、検査する日は金属・プラスチック・締めつけの強いものは着ていきません。
身につけていくのは、
- ワイヤー無しのブラ
- 無地のTシャツ
- ゆったりなゴムパン※
- 飾り無しのヘアゴム
※以前、ぴったりし過ぎたゴムパンを履いて検査をしたらお腹が締め付けられて、なかなかバリウムが下まで下りてくれなかったことがあったので。
バリウムとの戦い
着替えたらすぐに検査が始まります。
直立したままの台に乗って、用意されたバリウムを少しずつ飲みます。
しかしまずい……。
味わって飲まなきゃいいんだろうけど、飲み込むのを躊躇っちゃうのでついつい味わってしまうのが辛い!
かといって一気に飲んでしまおうとすると、口に含むスピードと飲み込むスピードが追いつかなくて口の端からバリウムが垂れていくという……
バリウムが上手く飲めない……
— 雪まる子 (@_yukimaruko) 2018年9月3日
(;`・ω・)
いつも思うけど、あごに垂らさずにきれいに飲める人はいるんだろうか……?#毎年恒例#小腸造影検査#無事終了
バリウムはきれいに飲めたためしがないです。
何度か検査を経験したのもあって、今回もウェットティッシュは一枚持参して飲み終えたらサッと口まわりを拭きました。
検査は台の上をごろごろ
バリウムを流し込んだら、乗っている台が動いて検査がスタート。
右を向いたり、左を向いたり、頭の方を下げたり、うつ伏せになったりと台の上でごろごろ動きつつ、X線撮影をしていきます。
最後の方には機械でお腹を押されます。痛かったら申告するんですが、今回も大丈夫だろうと余裕で構えてたら、ちょ、今日は押しすぎな気がする!
さすがに痛いです! と手を挙げようとするもタイミングを逃して言えずじまい。
「ちょっと我慢すればいいだけだから、ま、いっか!」ときっと次回もこんな感じで申告しないと思います。
検査後に鏡を見て「ぎゃぁ……」
さて、検査後には口をゆすがせて貰えるのですが、水道のところに取りつけられた鏡をのぞいてああショック。
ウェットティッシュで拭き取りきれなかったバリウムが、白い線になってあごやら唇やらについているじゃぁありませんか!
検査技師の人しかいないとはいえ、やっぱり恥ずかしい……!
急いで口まわりを洗って、伝票と下剤(錠剤)を貰ってそそくさと退室です。
バリウムとの戦いはまだ続く!
一応、検査は終了しましたがバリウムとの攻防はまだ続きます。
むしろこれからが戦いか!? ってくらいの心境です。
出さなきゃいけない、バリウム便を。出来るだけ早く……!( ・`ω・´)キリッ
私はクローン病なので常時ゆるい便ということもあり、固まって出なくなってしまったことは経験上ないですが、やっぱり出なくなるのは怖い。
とりあえず貰った下剤を飲んで多めに水分を取りつつ、冷たいコーヒー牛乳を飲んでお腹を壊し、トイレに向かいます。(なんとも汚い話で申しわけありません)
バリウム便は流しにくく、便器にこべりつくこともあるので少量巻き取ったトイレットペーパーを先に落としてからすると流しやすいですね。
おわりに
その後、2、3時間後に無事バリウム便が出て今年もなんとか小腸造影検査を終えることができました。
バリウムが回盲部あたりを通るときに何となくひきつる感じがあって心配しましたが、次の日には落ち着いたのでひとまず安心です。
あとは結果がどう出るか……。今年も何ともないことを願うばかり。
年一回の検査として胃カメラと大腸カメラもまだ残っているので、頑張ろうと思います。
検査はやるしかないと分かっていても、やっぱりきついなー。(´д`、)ウウウ
それではこの辺で。