「ゆず」っていい香りなので、思いがけずたくさん頂けたりするとうれしいですよね!この記事では料理やお菓子に使いやすくて出来るだけムダにならないような保存方法を紹介していきます。
基本的に食材の保存方法は「冷蔵・冷凍・乾燥・加工」などです。
ゆずはお菓子や料理のアクセントに使えるのでおすすめな果物です。手元にたくさんゆずがあるなら、ちょっと手をいれて使いやすく保存してみましょう!
1、ゆずを冷蔵して保存する
ゆずの冷蔵保存の目安は1~3週間くらいです。
保存方法
- 表面をきれいに洗う
- 一つずつ新聞紙に包む
- ジップロックなどの保存袋にいれて冷蔵庫の野菜室へ
注意点:表面をきれいに洗ったらきちんと水気をとりましょう!水気があるとカビが生える原因になります。
長期保存には向いてないので、ゆずを冷蔵保存したら早めに使うことがおすすめです。
2、ゆずを冷凍して保存する
ゆずの冷凍保存の目安は3か月~半年くらいです。
保存方法(丸ごと)
- 表面をきれいに洗う
- 一つずつラップに包む
- ジップロックに入れて冷凍庫へ
注意点:ラップに包むときは水気はしっかりふき取りましょう。
ゆずを丸ごと冷凍した場合、皮をすりおろして料理にふりかけたり出来ます。自然解凍させると果汁もしぼれますが、再冷凍はできません。
保存方法(皮と果汁を分ける)
- 表面をきれいに洗う
- 皮はそぎ切りにして細切りにする
- 小分けにラップにまとめたらジップロックにいれる
- 果汁はしぼって製氷皿にいれる
- それぞれ冷凍庫へ
注意点:ラップにまとめるときは水気はきちんとふきとりましょう。
ゆずを丸ごと冷凍するのも手間がなくてラクですが、あとで使いやすいように皮と果汁を分けて保存しておくと使いやすいですよ。
3、ゆずを乾燥して保存する
ゆずの乾燥保存の目安は半年くらいです。
保存方法(天日干し)
- 表面をきれいに洗う
- 水気をふきとり、皮を細切りにする
- 清潔なザルに広げて天日干しする(3日~1週間)
注意点:完全に水分が抜けるまで干さないと、カビがはえる原因になります。また干すときは天気のほかにホコリやごみ、虫や鳥に気をつける必要があります。
干物を作るときの網かごを使うと、天日干しがしやすくなります。
天日干し以外にも乾燥させるには以下の方法も使えます。
電子レンジも使う方法
- 表面をきれいに洗う
- 皮を細切りにする
- クッキングペーパーに広げて500Wで1分~2分くらい加熱する
- ザルに広げて天日干しする
電子レンジである程度水分を飛ばしてから天日干しすると、早く乾燥させることができます。
食品乾燥機(ドライフルーツメーカー)を使う方法
- 表面をきれいに洗う
- 皮を細切りにする+そのまま輪切りにする
- 食品乾燥機に並べてスイッチオン
食品乾燥機があれば、スイッチを押せば自動で乾燥させることができます。他にもいろんな食材を乾燥させてみたいとき、大量に乾燥させたいときなどにおすすめです。
4、ゆずを加工して保存する
ゆずの加工保存の目安は冷蔵庫で半年くらいです。
ゆずが大量にあるときは、ただ冷蔵・冷凍・乾燥させるだけでなく加工しておくと楽しみが増えますよ!
- ゆずのはちみつ漬け
- ゆずの砂糖漬け
- ゆずのピール
- ゆずジャム
- ゆず味噌
※これらを保存しておくときの容器(ビンなど)は、きちんと煮沸消毒(容器を熱湯で煮込んで消毒する)したものを使ってください。
まとめ
それではこの記事のまとめです!
- 冷蔵して保存
- 冷凍して保存
- 乾燥して保存
- 加工して保存
それぞれ保存するときには、カビが発生しないように気をつけることが大事!
保存期間の目安はあくまで目安なので、おいしく食べるなら長~く保存しすぎないほうがよさそうです。
これらを参考にゆずをおいしく楽しんでくださいね!