圧力鍋といえば、「ガス火で調節してタイマーをセットして……」というイメージしかなかったので、いざ電気圧力鍋を見たときは「見た目が炊飯器っぽいな」なんて思っちゃったり。
じゃあ、実際にはどんな便利な特徴があるのかなと調べてみました。
ほったらかし調理もできるのかな?
1、そもそも電気圧力鍋とは?
普通の圧力鍋が「ガス火」や「IH」を使って圧力調理するのと違い、電気圧力鍋は「電気」だけで圧力調理ができる家電です。
炊飯器のように電気を使うので、セットしてしまえばあとは出来上がりを待つだけ。
電気圧力鍋を使えば、暑い時期の調理時間を減らせるだけでなく、その間に別の作業もできたりと時間を効率的に使えたりします。
2、電気圧力鍋のメリットは?
電気圧力鍋のメリットをあげると3つになります。
- ほったらかし調理ができる
- 夏でも快適に調理が可能
- 普通の圧力鍋より安全に使える
ほったらかし調理ができる
電気圧力鍋は下ごしらえした食材をセットして、スイッチを押すだけで「ほったらかし調理」ができます。
電気圧力鍋のほとんどに自動調理メニューがついているので、これを使えば今まで時間がかかっていた料理も大幅に調理時間を減らすことが可能です。
ただ、電気圧力鍋は万能ではありません。入れてはいけない食材や調味料もあるので注意が必要です。
例)膨らむもの・かさが増えるもの・粘り気があるもの・多すぎる油など
電気圧力鍋を使うときには、その商品の注意事項をよく確認しましょう。
夏でも快適に調理可能
暑い夏はエアコンや扇風機をつけていても、キッチン内の暑さは簡単には低くなりません。
普通の調理なべや圧力鍋と違って、電気圧力鍋はガス火のコンロやIHを使うことなく調理ができるので暑い夏の日でも快適においしい料理が食べられます。
普通の圧力鍋より安全に使える
ガス火やIHで調理する圧力鍋は、自分で火加減を調節しなければいけないのと比べて、電気圧力鍋は火加減も圧力の加減も自動で調節してくれます。
調理中に熱源から離れても大丈夫なところをみても、普通の圧力鍋より安全に使える部分は大きいです。
3、電気圧力鍋のデメリットは?
逆に電気圧力鍋のデメリットはこちらの3つ。
- 家電なので本体の価格が高め
- ブレーカーに気をつける必要がある
- 場所をとりがち
家電なので本体の価格が高め
電気圧力鍋は鍋というより「家電」の枠に分類されるので、本体の価格が高いのが特徴です。
ブレーカーに気をつける必要がある
電気圧力鍋は消費電力に気をつけないと、ブレーカーが落ちてしまう可能性もあります。
複数の家電を同時に使うことで、自宅の契約している電流の上限を超えてしまわないように注意が必要です。
とくに、炊飯器・電子レンジ・電気ケトルなどはなるべく同時に使わないよう気をつけましょう。
場所をとりがち
電気圧力鍋の容量にもよりますが、キッチンに出しておくことが多いのでそれなりに場所をとられます。
購入するときには電気圧力鍋を置いておく場所を決めたり、前もって整理しておくのがよさそうです。
4、電気圧力鍋がおすすめな人
家電の枠に入る電気圧力鍋は、毎日の生活の手助けになってくれるもの。
電気圧力鍋にもメリット・デメリットはあるので、機能や価格などを見比べて「いいな」と思ったものを選ぶとよさそうです。
<電気圧力鍋がおすすめな人>
- 調理時間を減らしたい
- 料理が苦手
- 毎日が忙しい
5、人気の電気圧力鍋3つ!
最後に人気の電気圧力鍋を3つ紹介します。
電気圧力鍋を使いこなしたいなら「ティファール」
ティファールの「ラクラ・クッカープラスコンパクト」は一台で16役の調理機能(8つの調理モード・4種類の炊飯モード・4つのレシピモード)がついています。
スチーム洗浄機能もついているので、お手入れもラク。
ご飯を毎日炊かないなら、この電気圧力鍋があれば炊飯器がわりにもできます。
自動調理メニューの多さなら「アイリスオーヤマ」
この商品は自動調理のメニューが90種類と豊富! 作りたいメニューを選んで材料を入れ、ボタンを押すだけで調理が始まるので、あとは待つだけで料理が食べられます。
調理後はそのまま食卓に運べるので、ホームパーティーでも楽しめる!
お手入れモードがついているだけでなく、フタは分解して隅々まで洗えます。
調理もデザインもシンプルな「シロカ」
シンプルなデザインに反して、調理機能は豊富。一台10役で83種類の自動調理メニューがついています。
下ごしらえして食材をセットし、スイッチを入れるだけで美味しく時短調理が可能。
ふたやパッキンなど洗うパーツは少なめ。取り外せて洗えるのでお手入れはラクに出来ます。
まとめ
電気圧力鍋は「家電」として電気を使うので、普通の圧力鍋より安全に調理ができるだけでなく、調理中の時間を効率よく利用できるようです。
慣れれば自動調理のレパートリーも増えて、食事の時間が楽しみになると思います。
ぜひ、電気圧力鍋を買うときの参考にしてみてくださいね。