クローン病にとって腹痛や下痢の次に多く現れる症状と言えば、「口内炎」ではないでしょうか。
もちろん、口内炎が出来る原因は病気から来るものばかりでなく、体力低下・ビタミン欠乏・ストレスなどによる場合もあります。
なので、今回は「のどにも口内炎はできる」ことと「口内炎は身体からの重要なサインである」あれこれを書きだしてみます。
口内炎発生=病状悪化のサイン
クローン病の人がなりやすい口内炎というのは「アフタ性口内炎」。
円形や楕円形で白っぽいのが特徴です。
アフタ性口内炎とは、灰色から黄白色の小円形(多くは3~5mm程度)を呈し、しばしば再発を繰り返す、もっとも一般的な口内炎です。アフタより大きく深い症状であれば、潰瘍と呼びます。潰瘍は治っても痕が残りやすく、アフタは残らないのが特徴です。アフタは口腔内のあらゆる場所に発症します。具体的には、舌や唇、頬粘膜、歯茎、扁桃腺付近に発症します。
引用:メディカルノート
多くは口内の不衛生、体調不良や睡眠不足、満足に栄養がとれずに免疫力が低下したりといった原因で発症するようです。
クローン病は口から肛門までの消化器官に炎症が起こる病気なので、知らないうちに口内炎が出来ていたら「病状再燃危機!! 体調戻せー!」のサインだと考えます。
ひどいときには口内炎が10個前後できる場合も
口内炎が出来ると食べ物・飲み物を口にする度にしみるので面倒ですが、1~2個あるぐらいならカワイイもんです。
本当にひどいと頬の裏から唇の裏、歯茎に上あご、舌の裏まで大小さまざまなアフタ性口内炎が大量発生します。
あの時は引きましたよ、ホント……。
気づけばのどにまで口内炎が!
唾や水を飲み込むときに「なんか、のども痛いかも」と、鏡で扁桃腺の周りや奥を見ると白っぽい口内炎があるのを発見!
ここにもか! とびっくりしました。
調べてみると、どうやら口内炎というのは粘膜に出来るものなので、口内と同じ粘膜にあるのどにも口内炎が出来てしまうそう。
外と内から口内炎を治そう
口内炎が出来てしまったら、いつもより丁寧に歯磨きとうがいをしましょう。
とにかく口の中を清潔にします。
合わせてたっぷりの睡眠をとり、栄養があって消化の良い食事に切り換えます。
クローン病から来ている口内炎と考えるので、クローン病の症状を落ち着けること、胃や腸を休ませることを考えましょう。
それでもなかなか治らない場合は病院に行くのはもちろん、定期的な通院の際に主治医の先生に症状を伝えるのも忘れないようにします。
おわりに
いかがでしたか?
口内炎はクローン病だけでなく、他の免疫疾患などの病気から来ている場合もあるので注意していきたいです。
今回は「のどにも口内炎はできる」ことと「口内炎は身体からの重要なサインである」あれこれを書きだしてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは。