一般的にインドア派の第一印象として多いイメージの1つに「コミュニケーションが苦手な人」というものがあります。
このイメージは「障害によるコミュニケーションの困難さ」よりも、ネットスラング(ネット用語)上で使われている「コミュ障」の意味合いが強く表れています。
実は「コミュニケーション障害」という言葉は、「コミュ障」と簡単に言えるほど単純なものではありません。
今回は、俗称・医学的・ネット用語に使われているコミュニケーション障害(コミュ障)の違いとインドア派について紹介します。
※本記事の「コミュニケーション障害」についての内容は以下のサイトを参考・参照しています※
→コミュニケーション障害とは?診断の種類、コミュニケーション障害が起きる疾患、克服に役立つ仕事上の工夫などについて説明します | LITALICO仕事ナビ
コミュ障(コミュニケーション障害)とは何か?|基本
コミュニケーション障害(以下、コミュ障)は基本的に、
- 疾患・障害によるコミュニケーション障害
- コミュニケーションに困難が起きる疾患がある場合の障害
- 軽い会話も苦手なことを「自虐ネタ」として扱うネット用語
など、大きく3つの意味合いを持って使われています。
俗称や医学的に関連する上記の2つを少し掘り下げてみると、
疾患・障害によるコミュニケーション障害は、代表的なものとして「言語障害・吃音」により意思疎通が苦手。
コミュニケーションに困難が起きる疾患がある場合の障害は、代表的なものとして「発達障害・パーソナリティ障害」により意思疎通が苦手。
といった特徴がみられます。
対して残りのネット用語(ネットスラング)から生まれた意味合いは、「人付き合いが苦手」であったり「口下手」だったり、「障害」がつくほどのものではないのが実際のところです。
しかし俗称・医学的なコミュニケーション障害と関係ない人が、「人付き合いが苦手」「口下手」な人を「揶揄(からかい)」や「自虐」を持って「コミュ障」と使う場合が多いのも事実です。
インドア派は「コミュ障」なのか?|関係性・考察
この問いについては、インドア派=「コミュ障」ではない!と断言できます。
=(イコール)で語るような話ではないですし、そもそもの話で「コミュ障なのか?」という問い自体がおかしいと考えられます。
いくらネット用語として定着してしまっている言葉だとはいえ、コミュニケーション障害の本来の意味やそれによって悩んでいる人がいると考えたら、とても簡単には使えません。
「コミュ障なのか?」という問いより、「人付き合いが苦手なのか?」「口下手なのか?」と見るならばまた違ってくるでしょう。
とはいえ基本的にインドア派は1人で活動することが好きな人が多いです。
それが人付き合いの苦手と口下手につながる人ばかりとは限りませんが、出不精や引きこもりの場合には関連してくる可能性はあります。
ネットにはコミュニケーション診断として無料の心理テストなどが意外とあります。
インドア派でも自分のコミュニケーションがどんなものなのか知っておくのも、おすすめですよ。
▼雪まる子が試してみたのはこちら▼
→本当にコミュ障なのかテストしてみよう!コミュニケーション能力テスト | MIRRORZ(ミラーズ) 無料の心理テスト・診断・占い
コミュ障じゃなくて、コミュ下手って言おうかな?