「引きこもり」は今や社会問題にも取り上げられている繊細な内容ですが、家が大好きな「インドア派」としばしば混同されやすい言葉でもあります。
今回はこの2つの言葉の「意味の違い」などを紹介します。
※本記事の「引きこもり」についての内容は以下のサイトを参考・参照しています※
→ひきこもりの原因ってなに?どうしたら脱出できるの?家族の接し方、高齢化した場合の対応方法を解説します | LITALICO仕事ナビ
はじめに「引きこもり」とは?|意味・基準
引きこもりとされる状態には大きく2つのパターンがあるようです。
- 家族と社会のどちらにも接点や関わりがない状態
- 家族との関わりはあるが社会活動をしてない状態
驚きのポイントは、「家に閉じこもる人」でも「外出する人」でも家族以外と親密な対人関係がない状態だったら、引きこもりの基準に含まれるということ。
つまり、家族や社会から自分が孤立している状態を言います。
引きこもりになるきっかけ
きっかけのほとんどは挫折経験が関係しています。
学生なら「成績が落ちてしまった」「いじめにあった」「失恋した」など。
社会人なら「仕事がうまくいかず退職した」「いじめにあった」「病気になった」など。
引きこもりは誰にでも起こる可能性があり、気持ちの問題だとして簡単に片づけてはいけない深刻さが潜んでいる場合があります。
「出不精」と「引きこもり」はどう違う?
出不精の基本は
「外出が面倒なだけで、学校にも仕事にも行く」「人とコミュニケーションを取らないのでなく、外出そのものが嫌」
引きこもりの基本は
「自宅にこもりがちで、学校や仕事など社会に参加をしない」「家族以外とのコミュニケーションを取らない・取りたくない状態にある」
出不精はとことん「外出が面倒」であるのに対して、引きこもりは「複雑な心情」があります。
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※引きこもりには精神疾患が隠れている場合があり、本人や周囲への問題があれば医療や周囲の手助けが必要になります。
※しかし本人が引きこもりの状態にあっても充実した活動や成果がある場合は問題ないそうです。
「インドア派」と「引きこもり」の違いは?
インドア派の基本は
「家や建物の中で過ごすのが好きな人」「インドアの活動を楽しんでいる」など。
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インドア派と引きこもりなどは意味に違いがあるわけじゃなく、それぞれが示している範囲に違いがあります。
「家や建物の中で過ごすのが好き」たっだらインドア派。
「外に出るのがとにかく面倒なだけ」だったら出不精。
「家族・社会のコミュニティに参加しない・してない」だったら引きこもり。
簡潔にまとめてみるとこんな感じで、それぞれの言葉が使えるようです。
人によっては自分に当てはまる言葉が複数になる場合もあるでしょう。
私はインドア派で、軽く引きこもりで、ときどき出不精かな!笑