かんきつ系の果物の中でも、クセがなくて使いやすいレモン!
料理やお菓子など何かと使う機会が多いと思いますが、生のレモンを買ってもビン入りのレモン果汁を買っても、すぐには使いきれずにそのまま……なんてことありませんか?
「冷蔵庫に保存しておけば大丈夫!」と思って放置したままにしておくと、「え……!? カビ!?」なんてことになるかもしれません。これは本当にもったいないですし、知らずに口にしたら食中毒になってしまいます。
そこで今回は、すぐには使いきれなくて余ったレモンの保存方法を紹介していきます。
- 余ったレモンは冷蔵庫でもカビになる
- 余ったレモンの部位ごとの保存方法
- レモンを加工して保存するときにおすすめの方法
保存方法を知ってレモンをおいしく使い切りましょう!
- 1、余ったレモンはあっという間にカビに!
- 2、レモンの「防腐剤」と「カビ」の見分け方
- 3、余ったレモンの保存方法
- 4、余ったレモンを加工して保存したいとき
- 結論|余ったレモンはなるべく早く使い切ろう!
1、余ったレモンはあっという間にカビに!
生のレモンやビン入りのレモン果汁は本当にカビやすいです。
レモンを切ったり絞ったりする中でどうしても手で触ったり空気中に触れるので、いくらきれいに手を洗ったとしても菌が繁殖してしまうのは避けられません。
これはビン入りのレモン果汁でも同じです。一度開けたものは冷蔵庫で長くても1~2週間で使い切るのがベスト。(生のレモンは1~2日で使い切りましょう)
レモン果汁の中に白いふわふわが出てきたり、変色したり、味が変わったりと時間がたつほどにカビがどんどん繁殖していくので注意が必要です。
2、レモンの「防腐剤」と「カビ」の見分け方
レモンは国産のものだと旬は冬なので、スーパーなどで一年を通して売られているレモンは基本的に外国産です。
外国産のレモンはとくに防腐剤などが表面にかかっています。レモンの表面に白い粉上のものがあってきちんと張りがあるものは「防腐剤」だといえます。
レモンに繁殖するカビの色には「黒・茶・緑」など明らかにレモンぽくない色だったりしますが、中には「白」っぽいカビもあります。そのときは、レモンの固さをみて「防腐剤」か「カビ」かを判断しましょう。
※カビになっているレモンは柔らかくなってます。ぶよぶよです。
3、余ったレモンの保存方法
余ったレモンは冷蔵庫でも保存できますが、すぐには使わないならはじめから冷凍保存にするのがおすすめ。冷凍してから使い切る目安は一ヵ月です。
あとで何に使うかによって切り方などを変えて、小分けにしておくと使いやすいですよ。
果肉(くし形・輪切り)
- 皮の部分はよく洗う。
- くし形や輪切りにカットしたら、水気をふき取る。
- 一つずつラップに包む。
- ジップロックなどの保存袋に並べて入れて冷凍庫へ。
▶くし形や輪切りのレモンは凍ったまま飲み物(ジュースやお酒)に入れたり、輪切りれもんは煮物にも使えます。
皮のみ
- 皮の部分をよく洗う。
- 皮の黄色い部分をそぎ切りにする。(白い部分はなるべくとる)
- そぎ切りにしたら千切りにして保存袋や保存容器へ。
▶レモンの皮はレモンピールの他にお菓子やサラダ、ソースなどにも使えます。何に使いたいかによって千切りの太さを変えみると使いやすいですよ。
果汁
- 生のレモンは果汁をしぼる。
- 製氷皿にいれて冷凍する。(ビン入りのレモン果汁も同じ)
- 凍ったら、ジップロックなどの保存袋へ。
▶レモン果汁をレモン氷として冷凍保存しておくと、料理やお菓子、飲み物などに使えて使い勝手がいいのでおすすめです。
▶レモン果汁の量が多い場合は、百均などで売っている「アイスバッグ」というビニール製の小分け製氷袋を使うのもあり。
4、余ったレモンを加工して保存したいとき
余ったレモンをそのまま冷凍しちゃう前に、少し加工して保存したい! とき、特に国産のレモンが余った場合は「レモン酢」を作るのがおすすめです。
▼くわしい作り方や注意点などはこちらからどうぞ!
きちんと煮沸消毒された保存用ビンと氷砂糖で作られたレモン酢は、常温で1年は持つそうです。レモン酢は炭酸で割ったりレモネードにして飲んだり、料理の調味料としても使えます。
結論|余ったレモンはなるべく早く使い切ろう!
▼余ったレモンの保存方法まとめ
- レモンは本当にカビになりやすい!
- できるだけ早く使い切る
- 使い切れないときは、冷凍保存or加工保存
菌を繁殖させないように耐熱の保存容器は煮沸消毒したり、保存するレモンは素手で触らないなど、うまく保存したり加工したりして、おいしくレモンを使い切りましょう。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!