- 本の概要
- どんな人におすすめな本か
- 注目してほしいポイント3つ
です。毎日の暮らしや、もっと言えば人生を変えたいと思って始めたことが、三日坊主で終わってしまう……といった経験があるならぜひ読んでみてほしい本です。
この本を読むと、習慣を確実に身につけていく方法が分かります。
1「習慣が10割」とは?
5万人を変えた習慣形成の超プロが、意志、やる気に頼らず「続けられる」最強スキル、教えます!「日記」は1行、「筋トレ」は1回、「勉強」はテキストを開くだけ!ズボラ、3日坊主、ナマケモノ、先延ばしグセ、完璧主義……どんな人でも大丈夫!仕事、お金、人間関係──人生がうまくいく最も強力でシンプルな方法。英語、貯金、ランニング、早起き、ダイエット、禁煙、習慣1つで、結果も理想の自分も手に入る!「挫折しない5つの秘訣」も収録!
Amazonの商品ページから引用:習慣が10割 吉井雅之
本の表紙には良い習慣がなかなか続かない私に刺さる言葉がいっぱい!
本のページ総数は229ページで、本を読み慣れてない人には長いかもしれません。でもシンプルな文章と要点がはっきりしていて分かりやすい内容だと感じました。
そもそも「習慣」とは何か? 「習慣」を続けていくために必要なこと、挫折しない秘訣など、読む人それぞれに合わせた対策や設定できる方法が書かれてあります。
著者は吉井雅之さんで、No.1習慣形成コンサルタントとして活動されています。他の著書には(人生を変える! 理想の自分になる! 超速! 習慣化メソッド見るだけノート)や(知らないうちにメンタルが強くなっている!――面白いように自信がつく「21のきっかけ」)などがあります。
2「習慣が10割」はどんな人におすすめ?
この本はこんな人におすすめです。
- 「習慣」がどういうことか改めて説明してほしい人
- 「習慣」を続けるときに挫折しない方法を知りたい人
- 誰にでもできる小さな「習慣」から人生を変えたい人
「習慣」を改めて説明できるかと考えたときに、恥ずかしながらこの本ほど分かりやすくは説明できないなと思いました。
確かにネット上のレビューを見ると、この説明が「分かりきったことを書いている」と感じる人も中にはいるのかもしれません。
他の習慣に関する本をいっぱい読んでいるからこその声かもしれませんが、少なくとも難しい説明が苦手で習慣に関する本をあまり読んだことがないなら、読みやすい本だと思いました。
3「習慣が10割」の注目ポイント3つ
この本で個人的に注目したポイントは3つです。
- 習慣は誰にでもできる小さなことを設定する
- 習慣化した先にある「なりたい自分」をしっかりイメージする
- 自然とそれをやれる仕組みを作る
この本を読むまでは、習慣はただ何かやるべき目的を続けていってそれがルーティーンになっていくことかなぁと考えていました。
なので、習慣には「良いもの」も「悪いもの」もあるし、「丁寧にやる」か「雑にやる」かで無意識に出る動作や考えにも違いが出てくるのだと言葉で説明されて納得できた部分が多くありました。
だから始めは誰にでもできる「小さなこと」を設定して、その小さなことを「丁寧にこなす」ことが大切なんですね。
習慣とは、言い換えれば「自分との約束を守ること」です。
▶習慣が10割 第一章 人生は「習慣」が10割 からの引用
あと私が一番気をつけないといけないと感じたのは、「完璧にやらない」ということです!
昔からきれいに完璧にやろうとしがちで、少しでもできてないと何もできなくなり挫折……。そんなことを繰り返してきたもんですから、今は何事も6~7割の力でを心がけているんですが、この本でもしっかり注意点として書かれていました。
習慣を始めるとき、絶対にやってはいけないこと。
それは「完璧」を目指すこと。
これが習慣形成を挫折させる大きな原因です。
▶習慣が10割 第三章 意思が弱い人でも続く! 「最強の習慣化」スキル からの引用
4まとめ
今回読んだ「習慣が10割」は2018年11月に発行された本です。これまで生活・勉強・仕事などさまざまな習慣を変えたいと思っても三日坊主に終わりがちだったので、何が悪いのかを知りたくて手に取りました。
とりあえず始めることで習慣につながるとも書かれていたので、だいたい二週間たってやってくる「なまけたくなる」試練をこえて自分の目標を達成できるように続けていこうと思います。
小さな習慣をこなしていくことで、人生を変えていくきっかけになる勇気をもらえた感じです。
気になった方はぜひ、読んでみてください!