【2019.12.7更新】
日本では春の草花の1つであるスミレ。
スミレは種類が多くありますが、一般的に「タチツボスミレ」がいわゆるスミレと認識されています。
また、外来種になるとビオラやパンジーもスミレの仲間になっていて中でもニオイスミレは、ヨーロッパでその香りが好まれて香水や石けんに混ぜたり、お菓子や飲み物に入れたりして古くから楽しまれています。
今回は、「スミレの砂糖漬けを作るときのポイント」をまとめたので紹介します。
スミレの砂糖漬けを作るポイント
食用スミレを使う
初めてチャレンジしてみるなら、食用のスミレを使うと簡単で安心です。
野草のスミレだとしっかり洗ったとしても不安が残りますし、園芸用の花はやっぱり食用じゃないです。
食用の花というのは、いわゆるエディブルフラワーです。
料理やお菓子の飾り付けとして最近ではいろんな種類のものが売られています。
新鮮な食用スミレだけで袋やパック詰めされているものもあるので、ぜひチェックしてみてください。
2月末までお買い得価格!ビオラ/3色すみれ 20輪(食用花)伊勢志摩産・水耕栽培
香りが高いといわれる「ニオイスミレ」はハーブ専門店などで鉢植えで売られています。
花や葉を料理やお菓子、飲み物や石けんに使うことができますが、種や根には軽めの毒が含まれているので覚えておいてください。
卵白をまんべんなく塗る
スミレの砂糖漬けに必要な材料は、「スミレ・砂糖(グラニュー糖)・卵白」です。
材料はたったこれだけなので、あとは丁寧に作業するのが大事になります。
食用スミレの裏表に卵白をつけてから砂糖(グラニュー糖)をつけるのですが、ここでしっかり卵白をまとわせます。
そうすると砂糖(グラニュー糖)がしっかりついて、余計な水分が出ることもなく仕上がりがきれいになります。
使い捨てゴム手袋をはめて、卵白にくぐらせたり指で丁寧につけるとやりやすいです。
砂糖はグラニュー糖を使うのがおすすめです。
よく乾かす
砂糖(グラニュー糖)までしっかりつけたら、あとは乾かすだけです。
これでもか! ってくらい自然乾燥させでください。
最低2、3日はよく乾かすといいと言われています。早く食べてみたいかもしれませんが、ここで焦っちゃいけません。
時間を惜しまずにきちんと乾かしてください。
よく魚の干物や乾燥野菜を作るときに使う干し網を使って乾かすと、場所もとらず虫やほこりからも守れるのでおすすめです。
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出来上がったスミレの砂糖漬けは、消毒した密閉性のあるタッパーや瓶で乾燥剤を一緒にいれて保管してください。
スミレの砂糖漬けを飲み物やお菓子に使うのもあり!
出来上がった砂糖漬けはもちろん最初はそのまま食べてみるのもいいですが、いろいろなお菓子や飲み物に入れたりして楽しむこともできます。
- クッキーやケーキ、ゼリーに混ぜたり、トッピングに使う
- 紅茶やスパークリングワインに入れて使う
スミレの砂糖漬けは華やかなので、ホームパーティーなどでも使えます。
自分の好きな食べ方・飲み方・見せ方を探してみるのも楽しいです。
本格的なスミレの砂糖漬けを試してみたいなら
スミレの砂糖漬けで有名な菓子店といえば、オーストリア・ウィーンの王室御用達にもなっている「デメル DEMEL」です。
ヨーロッパで古くから親しまれているニオイスミレを使った砂糖漬けで、香りときれいな青色は、本格・本場の一品を試してみたい方におすすめです。
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春が旬の草花の1つであるスミレ。
1つひとつの春の訪れを見るだけでなく、たまには食べて感じてみるのもいいと思います。
とはいえ、その味が美味しいかと言えば人によると思います(笑)のであしからず。
それでは。