ユキマルコロク

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「ピアノ習ってたのに音痴」という謎を考える。

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何を隠そう、私は自他ともに認める「音痴(オンチ)」である――。

 

なーんて物語の一節風に書き始めてみましたが、その内容は何とも残念な感じが漂ってますね! HAHAHA……

 

さてさて、私は自分の声にコンプレックスがある上に音痴ということもあり、「歌う必要がなければ歌わない!」と頑固に決め込んで今の今まで生活してきました。

 

社会人となってからはますます「歌う」こととは無縁の生活。私にとっては穏やかとも言える日々を送っていたそんなとき、ふと思い出したんです。

 

 

私、小さい頃に10年弱はピアノ習ってたわ……と!

 

 

ま、初心者に毛が生えた程度の腕ですけどね。両親のおかげで幼少期に音楽と触れ合う機会は充分にあったというわけです。なのに、

 

 

音痴というミステリー!!

 

 

怪現象(?)と言ってもいいこの謎。今回はその謎を探っていこうと思います。

 

 

そもそも音楽は嫌いじゃない

 

私は「歌う」ことが苦手なだけで、聴くことや演奏すること、音楽そのものは好きな方です。

 

学校にある楽器とか片っ端からやってみたいタイプでしたしね。(実際放課後とかに音を鳴らして遊んでました!)

 

そうなると、「声も楽器のひとつ」という考えもあるわけです。しかし自分の声(音)にコンプレックスがあるせいか「歌う」ということに関してはどうしても好きになれず……

 

積極的に音痴を改善していこうという気持ちはなかなか持てませんでした。

 

学生時代の受難 

 

社会人の今となっては人前でそうそう歌うことなんてありませんけど、学生の頃はそれはもう憂うつでした。 

 

・音楽の授業はもちろん小・中・高は合唱する機会が多い

授業や学校行事には真面目に取り組む生徒だったので、小学生の頃は大きな声で元気よく歌ってましたよー。

 

でも中学生になると思春期に入るからか、歌うことに照れが交じるんですよね。

 

加えてその頃には自分が音痴だということを自覚しているから、

 

恥ずかしいったらない……!

 

周囲には隠そうと声量を抑えてるのに、先生に「もっと声を大きく」とか言われたときはもうヤケクソでした。 

 

・友達にカラオケに誘われる

高校に進学すると必然と活動範囲が広がります。新しい友達が出来たりして、学校帰りにカラオケに誘われたりしたものです。

 

しかしそれは嬉しいと思う反面、私にとっては悩ましい選択を迫られるものでした。

 

カラオケに行くなら「歌わない」という選択肢はない。けれども、歌えば音痴がバレるし恥ずかしい……でも友達関係って大事だし……でも……ぐるぐる 

 

結局、このときの私は恥ずかしさよりも「ぼっち回避」を選びました。 

  

どうして音痴になってしまうのか 

 

何事にもそうなる理由があるように、音痴になってしまうのにも何らかの原因があるはず。調べてみると大体3つの原因があることが分かりました。

 

 ・きちんと音程を聞き取ることが出来ない

 ・歌いにくい音域(高音・低音)では上手く声が出せない

 ・音程のズレを理解しているが正しい音程を声にして出せない 

 

ほとんどの音痴の人がこれら3つの原因のどれかに当てはまるようです。

 

自分がどういった音痴なのかを調べるのに最適なのは、まず「自分の歌声を録音して聴いてみること」ですね。

 

そうすることで周囲の人と同じ立ち位置で自分の歌声を知ることが出来ます。

 

ちなみに私は下の2つに当てはまりました。

  

音痴を改善するには

 

何もしなければ音痴のままですが、トレーニング次第で改善出来るとなると希望が持てますね!

 

正しい音感を出せるように発声練習する

「ドレミファソラシド」の正しい音程と同じ音を出せるように練習します。

 

慣れてきたら簡単な童話(ちょうちょ、チューリップなど)の歌詞を「ドレミファソラシド」の音階に置き換えて歌ってみましょう。 

 

声帯を動かす筋肉を鍛える

はっきりとした声を出すには声帯から! ってことで声帯周りの筋肉を鍛えます。

 

声帯を動かす筋肉としては、

 

 ・輪状甲状筋

 ・閉鎖筋

 

を主に鍛えるのが有効のようです。

 

輪状甲状筋を鍛えるには「のど仏を動かす運動」、具体的には「ガ行」を出す練習をし、閉鎖筋を鍛えるには「エッジボイス」と言われる「だみ声(あ゛あ゛あ゛ー)」を出す練習をします。

  

歌うための呼吸法を覚える

歌う呼吸法と言えば、腹式呼吸です。

 

背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込みます。 このとき、丹田(おへその下)に空気を貯めていくイメージでおなかをふくらませます。 つぎに、口からゆっくり息を吐き出します。 お腹をへこましながら、体の中の悪いものをすべて出しきるように、そして、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがポイントです。

引用:腹式呼吸のやり方

 

喉に力を入れないようにお腹を意識して呼吸する癖をつけるといいですね。

 

身体全体でリズムを取る練習をする

リズムに大事なのは「裏拍」というもの! これが取れればオッケーです。

 

リズム感を鍛えるトレーニングとして「裏拍」を取るという練習法があります。 「裏拍」と4分音符でいうと8分音符2つに分けた後ろの方の8分音符のことを指します。 8分音符だと16分音符2つに分けた時の後ろの方の16分音符のことになります。 4分音符の裏拍を8分、8分音符の裏拍を16分ということもあります。

 引用:裏拍の取り方をマスターすればリズム感は格段に良くなる!

 

そして何より、「いろんな音楽を聴くこと」が大切だと思います。

 

音楽を身体で感じろ! というやつですね。 

  

まとめ

今までは積極的に音痴を改善しようとは思いませんでしたが、今回音痴の改善方法を調べて努力すれば音痴はなおせるんだなぁと思いました。

 

声にコンプレックスはあれど、音痴じゃなくなれば歌うことに躊躇いをなくせそうな気がしてきましたよ!

 

――そして、一つの結論が出ましたね。

 

 

ピアノを習ってようが音痴の人は音痴だということが……。

 

 

音痴は簡単に言うと「耳で聴く音感・声帯の筋肉・リズム感」の鍛え方次第のようです。

 

ミステリーでも何でもなかったー! HAHAHA!

 

 

ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。

 

それでは!